新美南吉
にいみ なんきち
プロフィール
新美 南吉(にいみ なんきち)
児童文学作家
1913年(大正 2) 7月30日~
1943年(昭和18)3月22日(29歳7ヵ月)
愛知県知多郡半田町(現在の半田市)出身
東京外国語学校英語部文科卒業
本名:新美正八(にいみしょうはち)
代表作:『ごんぎつね』『手袋を買いに』
『おぢいさんのランプ』『牛をつないだ椿の木』
『花のき村と盗人たち』他
生涯について
新美南吉は大正2年7月、愛知県知多郡半田町(現在の半田市)に生まれました。
幼くして母を亡くし、養子に出されるなど寂しい子ども時代を送り、長じてからは健康に恵まれず、初めての童話集を出した翌年に29歳でこの世を去りました。
しかし、その一方で文学の師である北原白秋、先輩詩人の巽聖歌・与田凖一、恩師の遠藤慎一・佐治克己、愛した女性の木本咸子・山田梅子・中山ちゑ、そして小学校や女学校での教え子達など数多くの出会いに恵まれもしました。
南吉がその短い生涯に数多くの名作を書き残すことができた背景には、こうした人々の支えがあったのです。